GSX-R1000 HID化 その1

またまた、久々のブログ更新。
ちゃんとバイク乗ってますし、先日ユーザー車検やってきました。
以前にユーザー車検の記事は書いたので割愛(さぼり)。

さて、今回はGSX-R1000のHID化に挑戦。
特に難しい話ではないのですが、K5でHIDの記事をネットで検索すると、
ヘッドライトの裏蓋の加工が面倒でメーカーから対応キットが出ていない事が分ります。
蓋の加工をすればOKlくらいの気持ちでチャレンジです。
何気にネットを見ていた時にスフィアライトの55Wが1万円ちょっとで買える事がわかったので、
心が動きました。

早速、注文です。
ヤフオクでかなり安いHIDが出回っているのですが、
何かあった場合の対応に不安があるので、
ある程度の値段でメーカーものを探していましたが、スフィアライトが値段も手頃で対応も良さそう。
早速、メーカーのページから注文しました。
15:00までの注文は即日発送と言うもの今時、大事なポイントです。
ちなみに、K5はHiビームがHB3、LowビームがH7になります。
今回はLowのみの予定なので、H7のバイク用を注文です。
ネットで調べた結果、スフィアをK5に取付けた方のブログに延長ケーブルが必要とあったので、
こちらも注文しておきます。

で届いたHIDがこちら。
HID

パッケージ

今回、購入したのは35Wではなく、55Wです。
55wで税別¥10,800-でした。送料は別途掛かります。
延長ケーブルは50cmで¥800-です。
スフィアライト

バラストはかなり小さくなっていますが、イグナイタが別体でした。(かなり残念)
バラスト2
(バラストは当然ですが、完全防水です。)

バラスト2

で、まずはパッケージから出して簡単に結線して点灯テストです。
バッテリーに直結するのみ。
テスト点灯
この様にバッチリ点灯します。
今回は8000Kを注文したので、白より、やや青いですね。
この時に長く点灯させてしまうとケースが溶けるのでご注意。

バイクのメーターを外して、ヘッドライトユニットの裏蓋を開けます。
K5はバルブから裏蓋のコネクタに繋がって、蓋の裏側からコネクタで結線されています。
これにより、ヘッドライトユニットのシーリングを保っています。
この仕組みがやっかいな為、HIDメーカーからK5、K6の対応キットが出ていない様です。
ネットで調べた結果、殆どのK5ユーザーはこの裏蓋を加工してHIDユニットを取り付けています。
蓋はプラスティック製ですが、コネクタ一体型の為、加工もやっかいです。
(HIDハーネスのゴムパッキンを通す為にかなり大きな穴を開ける必要があります。)
しばらくハーネスを観察していて閃きました。
HIDのハーネスを加工してコネクタに繋いでしまえばいいのでは?
その方が簡単に純正ハロゲンに戻せるし一石二鳥ではないですか。
(自分のカスタムする時のポリシーは簡単にノーマル状態に戻せる事です。)
早速、コネクタを手配します。
ヘッドライトユニットに接続しているコネクタはコレ。

コネクタ3
(画像右上に見えている穴がHIDバルブを装着する部分の穴です。)

ネットで調べた所、この型は「090型MT【防水】カプラ2極」と言うヤツらしい。
世の中には便利な所があります。車やバイクの配線専門のECサイトがあります。
配線コム
ここは、ほぼ全ての純正ハーネス等で使われているコネクタやカプラが手に入るのではないでしょうか。

090型MT【防水】カプラ2極メス端子側カプラキット-青色F090WP-HM/MT/2P090WPK-MT-BL-F
090型MT【防水】カプラ2極オス端子側カプラキット-青色M090WP-HM/MT/2P090WPK-MT-BL-M
各¥432-なり。
これはキットになっているので、端子込です。
ここで売られているカプラは端子が別売になっているものが多いので注意が必要です。
こちらも14:00までの注文で即日発送です。
便利な世の中になったものです。

で、届いたコネクタがこちら。
コネクタ

コネクタと蓋
コネクタをヘッドライトユニットの蓋と繋いだところです。
そもそも、HIDのハーネスは若干加工が必要な為、手間はあまり変わらない気がします。
基本、コネクタの端子は圧着ですが、軽く半田づけした上で圧着してコネクタを組み上げます。
防水リングを先に付けておくのをお忘れなく。

で、出来上がったハーネスがこちら。
配線
(ハロゲンバルブは+と-を間違えても、大丈夫ですがHIDは極性を絶対間違えない様に!
車体側のコネクタはケーブルの色を信じずに必ずテスターで極性を測りましょう。)

HIDバーナーからの端子ですが、メス端子のサイズに注意が必要。
入手し易いエーモンで言うと、平型端子メスのMサイズです。
SでもLでも入らないのでご注意を。
あとは、バイクに取付けるのみです。
ただ、今回は仮組して少し走行して、不点灯が起こるかチェックします。
不点灯が起こる様であれば、電圧低下防止のリレーを組み込み必要があるからです。
なので、簡単にこの位置に仮組み。
バラスト仮設置

取りあえず、どこにも干渉しませんが、見た目が悪いですね。
あくまでも仮組みですから。
早速テストで点灯してみます。

点灯

Hiビームのハロゲン(下側)も点灯させている状態です。
55W凄いです。明るすぎます。

早速、光軸を調整してテスト走行です。
先日、車検を通したばかりなので、Hiビームの光軸を基準にセッティングします。
テストでレインボーブリッジまで走ってみました。
結果、1回走行中に不点灯が起こりました。
ちなみに不点灯が起こった場合は、一度エンジンを切って、再びONにすると点灯するはずです。
それでも点灯しない場合は電圧の問題では無く、配線やHIDユニット自体に問題がある可能性が大きいです。
今回は電圧低下防止リレーを組んだ方が良さそうですね。
そして、55WのHIDは非常に強力な為、Hiビームのハロゲン(PIAAの高輝度バルブを付けてはいますが)
との差が大きすぎて、問題あり。
これはHiビームもHID化しないとダメですね。
実際、Hiビームは殆ど使わないんですけどね。
8000Kと言うのもありますが、55W HID恐るべし。

テスト走行

※このブログを参考にして取付けを行われて問題が発生しても何ら責任は取れません。
最低限の電気の知識が無い場合やテスターや工具が無い場合は、DIYはお勧めしません。
テスターで極性が測れない様な人はやめておいた方がいいでしょう。

追記:2015-11-25
この配線方法だと、点灯時に高圧リークが発生する様で、
不具合が出たので改修しました。

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