アイドリングの不調

さて、調子良くコンスタントにブログ更新。

今回は最近、気になっていたアイドリング時の不調について。
最近、アイドリングの回転数が低めになり、エンジンが暖まらないとエンストする事がありました。
何気に不調を感じていたのですが、走り出してしまえば、
あまり問題を感じなかったので、そのままにしていたのですが、
最近、気になってきたので調査開始。

まずはいつもの様にネットで調べます。
調べてみると、出る出る。
アイドリング不調は多い様です。
特にネットで見るとハヤブサやGSX-Rの持病の様に書かれていますが、
よくよく調べてみるとインジェクション車は、しかたない事の様です。

問題は何かと言うと、燃焼しきれなかったブローバイガスにより、
スロットルボディが汚れる事で、燃料噴射が正確なインジェクション車で、
アインドリングが不安定になると言うものです。(かなり簡単に書いてます)
ブローバイガスの処理についてはカタナ時代にもかなり悩みの種だったのですが、
今の時代でも完全には解決していないのですね。
73年以降、ブローバイガスを大気放出するのは違法です。
なので、一旦クランクケース内に戻し、再び燃焼させるのですが、これが問題を引き起こす訳です。
と言っても、90年代のバイクに比べたら、対策は随分と進歩していると思われます。
カタナはブローバイガスがエアフィルターケースに貯まる問題があり、
これによりエンジン不調が多かった。

今のインジェクション車についても、スロットルボディに汚れが付着して、
アイドリング不安定となる仕組みの様です。
実際に汚れが付着するのはスロットルボディの裏側なので、
スロットルボディを外して清掃しなければなりません。
かなり、デリケートな問題で1万キロいかない内に問題が出る様ですね。
2010年以降のバイクは、コンピュータが走行距離に応じてアイドリングの回転数を上げているらしく、
根本解決ではないですが、問題が発生しない様になっています。

そんなにこまめにスロットルボディを外して洗浄なんて無理なので、
皆さんアイドリング時のエンジン回転数を調整する事で解決している様です。
とは言え、アイドリング調整スクリューを回す為には、タンクを上げなければなりません。
で、K5やK6のユーザーはどうしているかと言うと、ハヤブサ用のアイドリング調整スクリュー
(ワイヤーが付いていて長い)を
取付けたり、GSX-R600用の調整スクリューを取り付けたりしている様です。

自分は今回、ハヤブサ初期型用の調整スクリューを取り付ける事にしました。

スロットル調整ねじ1
(ここにアイドリング調整スクリューがあります。)

今回、調達したパーツがこちら。
ハヤブサ用ですが、問題なく取付け出来る様です。
一応、一通りのパーツを注文しましたが、調整スクリュー単品で問題なかったですね。
隼のパーツ
(品番は写真を参考にしてみてください。すべてスズキの純正パーツです。)

スロットル調整ねじアップ

上の画像の赤マルの位置のスクリューを交換します。
外してスクリュー取付け部の長さを比較しました。
スプリングはスクリューのネジ山部分の長さが殆ど変わらない為、
元々GSX-R1000についていたものを使いました。

スクリュー比較
(ネジ山の部分の長さも殆ど変らない為、そのまま付けて問題無さそうです)

取付け位置
(赤マルの位置が先端)

どこから取り出すか考えた結果、スプロケカバーのセンサー部分にガイドがあるのですが、
ここでワイヤーの先端を受ける事にしました。
そんなに頻繁に回すものでは無いので問題ありません。

これで、信号待ちの時でもアイドリングの調整が可能になりました。
特に固くて回せない等も問題もありませんでした。
グローブをはめたままでも問題無く回せます。

スロットルボディの汚れについてはWAKO’sのガソリン添加系の洗浄剤が、
評判良い様ですね。
今度試してみたいと思います。

一応、今回取寄せた純正パーツの品番と値段です。
(値段は税込。Webikeにて購入。)
SUZUKI: 13270-24F00 純正部品 スクリユストツフ゜¥2,700
SUZUKI: 13273-24F00 純正部品 ワツシヤ ¥108
SUZUKI: 13271-24F00 純正部品 スフ゜リンク″¥129
SUZUKI: 01550-06167 純正部品 BOLT ¥54
SUZUKI: 13279-24F00 純正部品 フ゜レ-トアイト″ルアジヤスト ¥507

実際は13270-24F0のスクリュートップしか使用しませんでした。
ご参考まで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました