卒業検定

本日、先週から通っていた大型自動二輪の教習の検定に行ってきました。
先週の月曜から通い始めたのですが、
毎日通ったら、実質一週間で教習終わっちゃうんですね。
第一段階で5時間(一日2時間乗れます)。第二段階で7時間(一日3時間乗れます)。
あれよあれよと言う間に、教習が終わっちゃいました。

普通二輪取得から十数年。バイクに乗らなくなってから、10年程。
すっかり、勘も鈍り二回程、教習中にコケました。。。
普通二輪取得時に得意だった一本橋も苦手な課題となり、
急制動では、後輪のロックが癖となり、
スラロームに苦手意識もあり、一時はどうなる事かと思いました。
なんせ、初日は十年ぶりのバイクしかも750cc。
腕は硬直して、こんなの乗れない。って真剣に思いました。
ところが、やはり時間を掛けていくと、慣れと勘を取り戻し、
それなりに乗れてきて、教習に行くのが楽しくてしかたなかったです。

いやー、しかし検定は緊張しました。
三番手で乗ったのですが、今日の検定コースが得意な方だった事もあり、
なんとか、無事に降車地点にまで辿りつきました。
法規走行は得意なのですが、
やはり、難関は課題です。
一本橋は頭から、タイムを捨ててとにかく走り切る事を考え、若干早めに通りました。
(途中で落ちると即、失格なので。)
結果は8.2秒。まぁ、作戦ですから仕方ないですね。
後から考えるといつもより早いペースだったので、もうちょっとは行けたかも?!
スラロームは6.4秒で規定の7秒以内ではセーフでした。
後半、2速でアクセルを開けられたのが良かったかも。
波状路もほぼ、問題なくクリア。
ですが、やはり苦手の急制動。やってしまいました。
後輪ロック。とほほ。。。
緊張すると足、踏んじゃうんですよね。微妙なところなんですが。
コース走行自体は結構、うまく走れたと思います。
検定終わって、検定員からは案の定、急制動は指摘されました。
あと、S字がトロイ!とのご指摘。。。
急制動の失敗を悔やみながら、結果発表まで待ちます。

結構時間があったので、他の大型二輪検定の受験者達と色々お話しました。
始まる前は、皆緊張でほとんど話さなかったんですが、
やはり、緊張が解けた事で自然と会話が始まります。
やれ「あそこが失敗した」とか「こんなバイクに乗りたい」とか。
やはり、車よりも趣味性が強いバイクならではと思います。
普通二輪はほぼ十代の若者ですが、大型はまぁ、それなりの年齢の方が多いですね。
今回の教習で刺激になったのは、普段なら接する事のない、十代の若者達とも
交流できた事ですかね。
普通自動二輪の教習に来ている、金髪のにーちゃんが、ちゃんと挨拶してきたり、
結構、普段できない体験ができましたね。

肝心の検定の結果はなんとか合格を頂きました。
ふぅー。。。
いやいや、本当に有難うございました。

今回、大型二輪の教習で一番学んだ事は、低速でのコントロールです。
最初は結構、苦労したのですが、非常に解りやすく教えてくれた教官がいて、
低速での小半径ターンも、へたくそながらなんとか出来るようになりました。
この辺りは出来てくると楽しくてしょうがないですね。
トルクが途切れるとバイクは倒れる。トルクを繋いでやればバイクは立ち上がる。
当たり前の事なんですが、非常に体感できました。
また、大型ならではの図太いトルクも体感し、一歩、操作を誤れば大変な事になるな、と実感。

やはりバイクに乗ると言うのは、スポーツですね。
自分の中では、車は道具、バイクは趣味ですから。

これでやっとリターンライダーの第一歩を踏み出せます!
今日は久々に気分いいです。

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