スプロケカバーを開けてみた。

ここのところ、カタナのメンテの毎日です。
引き取ってきてから、色々整備をしているのですが、
スプロケットカバーを開けてみてビックリです。
なんじゃこりゃ!ってくらい汚いではありませんか。
ルブうんこだらけで、よくこんなのでチェーン回ってんなって程です。
(ルブうんことは良く言いましたね~。まさにその通り。)
いったい、何年掃除しないとこうなるのでしょうか。。。
このバイクは97年製なので、15年程ですが、
まさか、一度も掃除してないって事は?(おー怖っ!)
あまりに汚いので、写真なし。(嘘です。あまりに暑くて写真撮る余裕ありませんでした。)

元々、エンジン周りを点検していたところ、水冷周りのラインの一部でホース破損を発見したので、
ホースを交換し、冷却水を交換するために冷却水のドレンを確認しようと
スプロケカバーを開けたところ、発見しました。
相当萎えましたが、気を取り直し、割りばしなんかで大まかに掃除し、
チェーンクリーナーを一本丸ごと使い洗浄。
結果、見違える様にキレイになりました。
冷却水ポンプのドレンねじも出現です。
やはり自分で苦労して整備すると、愛着が湧きますね。

見えてるチェーンだけクリーニングしても、これじゃまったく意味ないですよ。
スプロケカバー内もキレイになったので、チェーンもクリーニングし、ルブを吹き付け、チェーンメンテは完了です。
念のためにサービスマニュアル通りチェーン21ピン間の長さを測定。
315mm位でしょうか。サービスマニュアル上の限界は319.4mmなので、まだ大丈夫です。
チェーンの弛み幅は20mm。これも問題なし。
自分で確認する事により、ホント安心できます。
そして、当初の目的の冷却水をラジエーターホースを抜いて抜きますが、
このホースがそう簡単には外れません。
ホース類は比較的外すのに苦労しますが、何かコツとかあるんですかね。
結局、ホースを外せず、ホースに隙間を作り抜きました。
冷却水はクーラントと水道水1:1が標準らしいですが、
若干薄めで交換しました。
スプロケカバーをあまり開けた事が無い人は一度、開けてみる事をお勧めします。ほんとに。

結局、水冷周りの修理と冷却水を交換する為、メンテスタンドを買いまいした。(あ~あ)
J-TRIPのロングタイプを購入、アタッチメントはL字受けです。
ここでも、問題発生。
400カタナのスイングアーム下部にはリアブレーキホースが取回されており、メンテスタンドのL字受けに干渉。
さて、どうしたものか。しばし考え、とりあえず最後部のブレーキホーススリーブだけホースを外す事に。
これで、何とかリアを持ち上げられました。
何回かリフトアップすると慣れますが、最初は一人であげるのは、結構勇気がいるかも。
サイドスタンドとフロントブレーキロックは忘れずに。

ここまで整備すると止まりません。
結局、フロントとリアのブレーキフルードも交換し、バッテリーも新品を装着です。
あと、レバー類を分解していた時にフロントブレーキレバーとノッカーを外したら、
スプリングが飛んでしまい、結局レバーとノッカーを新品購入。レバーはコケ跡があったので、
交換でよかったのですが。余計な出費となりました。
奇跡的にナップス横浜店にレバーもノッカーも在庫有りで助かりました。
ブレーキとクラッチ共、レバーのガタツキが気になっていたのですが、これで若干良くなったかも。
クラッチレバーもワイヤーを外し、ワイヤーに注油、レバーの稼動部にもグリスアップし、
装着し直して、クラッチの調整を一から実施、依然より固くなった(ハリが強く?)気がしますが、
ガタはましになりました。
元々、右前の埋め込みウインカーが割れていたので、これも付け替え。
左右とも台座のゴムが劣化していたので、左右一気に交換です。
取付けられているウィンカーがどこのものか、はっきりしなかったのですが、定番のTNKと思い発注。
やはりTNKのやつでした。なので、簡単に交換できます。
ついでに、ウィンカーのキボシ接続がヤワかったので、コネクターに変えました。
これで、カウルを外す時は楽になります。
ブレーキパッドはまだ、余裕があるので、
第一段階はここまでで、終了です。
試験走行を兼ねて近所のガソリンスタンドで給油。
クラッチの遊びは調整の余地ありですが、中々調子良いじゃないですか。
バッチリです。

次は、メーター周りとHID化に挑戦ですね。

自分でいじると、何をどうしたのか、よく判るし特に中古はやはり一通り、開けてみないとダメですね。
実感しました。
スプロケカバーは定期的に開けましょう!(笑

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