以前、排気デバイスが動かなくなりとりあえず外しておりました。
元々ECUの配線にはキボシが取り付けてあり、キボシを外す事で排気デバイスはキャンセル出来るようになっています。
なので、FIエラーはキャンセル出来るので問題は無いのですが、
走ってみて気づきましたが低中速トルクが体感できる程度に減ってしまいます。
あと、個人的に気になったのはエンジン回転数が3000〜4000回転程度でスロットルワークに対して妙にリニアに反応します。
バンピーな路面を走っていると意図せずにスロットルワークに影響が出ます。
正直外してからは少し走りづらく感じていました。
とは言え純正パーツでオーダーすると
SUZUKI 品番[ 33970-41G00 ]アクチユエータアツシ、エキゾーストコントロール 33970-41G01-000 アクチユエータアツシ | ¥24,530 |
結構な値段ですよね?
なので我慢していたのですが、たまたまネットを徘徊していると排気デバイスの故障は殆どギアの歯欠けか接点不良との書き込みを見かけました。
ちょっと興味が沸いたので取り外したサーボモーターを早速分解です。

少し見づらいですが、赤丸の部分の接点(先端部分)が欠けております。
この欠けている接点が排気バルブの位置を検知しているようで重要な部分らしいです。
なので、ここが欠けた為に動かなくなったと仮説を立てました。
故障の原因がこれだとヒントを得たのでこのパーツを手に入れいるために、
ヤフオクから手頃な排気デバイスのサーボモーターを入手します。
¥2,500のGSX-R600用のサーボモーターに狙いをつけて落札しました。
基本、接点のパーツのみ取りたいので配線が違っていても問題ありません。


まあ基本DENSOなのでほぼ同一のサーボモーターです。
細かい点をみると相違があるのですが問題ありません。
早速、接点を確認するために分解です。

右の端の接点が問題の部分ですがこの個体もまあ摩耗していますが、使えそうです。
特にハンダ等で固定してある訳ではないので、マイナスの精密ドライバーを使って取り外します。
取り外した接点がこちら

元々のギアに移植します。

問題なく移植完了です。
あとはバイクに取付るだけですが、先に動作確認。
ばっちり動作しました。
写真撮り忘れましたが、フットレスト、マフラーを外して排気デバイスを取付ます。
何回かイグニッションオンで動作する事で原点リセットも問題なく出来たようです。
近々、テストライドしてみたいと思います。
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