スイングアーム交換

スイングアームを交換しました。
元々ついているスイングアームに錆が多く、汚かったので、
オークションで比較的きれいなスイングアームを落札しました。
ちなみに、400カタナの純正スイングアームは廃盤扱いとなっており、
新品の入手は不可能です。

最近400カタナのパーツをオークションでよく見ていますが、
非常に多くのパーツが出品されており、選べる状態です。
逆に言えば、それだけ多くの400カタナが廃車になっていると言う事ですよね。
部品の調達側の立場で言えば部品の供給がまだまだ大丈夫と言う事なので、
大変心強いですが、どんどん400カタナが減っていくのは寂しい限りです。

さて、結構キレイなスイングアームを入手しましたが、
まったく錆が無いわけではなかったので、
更に自分で塗装しました。
あんまり神経質になる部分でもないなぁと思ったので、
上塗りしました。
ソフト99の缶スプレーを使いました。
色はトヨタ用のシルバーメタリック。
で、完成したのがこれ。

スイングアーム

見た目はかなりキレイになりました。
ベアリング部もチェックしましたが、まだ行けそうなので、このまま装着します。
(サービスマニュアルには必ず交換しろと書いてある。)

まずは取外し作業ですが、
サイドスタンドを掛けた状態で、車のパンタジャッキを
オイルパン後部に横方向に走っているフレーム右に掛けてジャッキアップ。
傷防止の為に一応、ジャッキの上部(フレームに当たる部分)にはゴムのシートを挟んでおきます。
リアタイヤが若干浮けば十分。
あまりに浮かし過ぎると、タイヤの装着時に苦労します。
また、かなりのトルクを掛けないと外れない様なボルト類はジャッキアップ以前に緩める事が必須です。
特にスイングアームを留めているピポットのボルトなんかは、最初に緩めておかないと、
タイヤ外した後でジャッキアップしたままトルク掛けるのは危険です。
これでジャッキ外れたらケガを免れたとしても、ショックで立ち直れないでしょう。
フレームがやばいです。

スイングアームの交換は結構面倒です。
タイヤを外し、さらにリアブレーキホースがスイングアーム内側のステーを通っているので、
ブレーキホースをキャリパーから外す必要があります。
そう。リアのフルードは入れ直す必要があります。
外すのは結構、簡単ですが、
一人で組み付けるのは、結構苦労しました。
膝でスイングアームを支えながら、ボルトを一気に差し込まないとうまく入りません。

実はダストシールの取付を間違えて、この作業を2回もやってしまいました。
タイヤまで組み付けた後で、サービスマニュアルを見て気付いたんですよ。
まぁ、2回もやったおかげで、この作業は自信が付きました。(笑

タイヤを組み付けて、ブレーキホースを繋いだら、フルードを入れ、エア抜きです。
まぁ、この作業も慣れた作業です。
最終的にチェーンの張り調整をして終わり。
一度、チェーンを張りすぎて、走りだしたら凄い轟音がしてビックリしました。
すぐにチェーンの張りだと気付かなくて、フロントブレーキローターから、
音がする様に聞こえて焦りました。
冷静に考えればフロントは何もいじってないので、
すぐにチェーンの張り過ぎだと気付きました。
チェーンの張りを少し緩めて、テスト走行。
ばっちり、轟音は無くなりました。

このチェーンの張り具合を覚えておかないといけませんね。

よく、400カタナの場合、インパルスのアルミ製スイングアームに変えるパターンが多いですが、
サスの位置にも影響がある様なので、
私は軽量化の部分はあきらめて、また錆びてきたら、
スペアのスイングアームを塗装し直して交換します。

今回の作業の効果はバッチリで、すごくきれいな車体に見えます。
スイングアーム、侮れませんね。

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