エンジン周りのカバーを磨く

400カタナも随分と手を入れて、かなり満足のゆく仕上がりとなってきました。
今回は、エンジン下部のカバー関連をキレイにしました。
エンジン左右のカバー関連、比較的腐食し易く、
カタナユーザーにとっては悩ましい所でしょう。
白く粉を吹く腐食の感じからすると、材質はアルミでしょうか。
多分、表面にはクリアが塗られており、保護されていたのでしょうが、
経年変化で下地から腐食し始めています。
こうなると、一旦塗装を完全に剥いで、磨くしかありません。

とりあえず、ディスクグラインダーにオフセットサイザルをセットし、
塗装を剥いで行きます。
今回はパーツを外して完璧にやるつもりはありません。
取付けた状態で、出来る範囲で磨いて行きます。
なので、ボルトの取付場所等の細かい部分は無視して作業。
オフセットサイザルに、赤棒を着けて磨いて行きます。
楽ではありませんが、さすがに電動工具を使うと作業が捗ります。
塗装が剥がれてら、オフセットフェルトに変更し、青棒を使って磨きます。
結構、骨の折れる作業です。
オフセットフェルトやサイザルが届かない窪み等には、
電気ドリルにフェルトを装着して作業すると、
パーツを取付けたままでも、かなり作業が出来ます。

作業自体も大変なのですが、バイクにパーツを取付けた状態で作業しているので、
青棒が付着したフェルトのゴミがバイクの至る所に付着してしまいました。
作業後の洗車が困難を極めます。
ただ、洗っただけでは落ちない場合も多く、チェーンクリーナー等を併用して、
根気良く作業しました。

今回の教訓。
作業する時は丁寧にバイクを養生してからやりましょう。

フェルトと青棒まで終わった状態です。
スプロケ仕上げ前

クラッチカバー仕上げ前

まぁ、完全な鏡面を目指している訳ではないので、
これでも良いのですが、今回は秘密兵器のポリッシュで仕上げます。
ブルーマジック メタルポリッシュクリームです。
私はMonotaROの通販でで550gを849円で購入しました。
Amazonから購入できます。

ブルーメタルポリッシュ

色々、ネットで金属研磨材を調べていた時に見つけたのが、これ。
ネバダルやピカールなんかよりも断然、評判が良かったので試してみました。
磨くだけではなく施工後、金属の表面をシリコンコーティングする様なので、仕上げにはうってつけです。
アルミ、マグネシウム、金、銀、銅、ステンレス等に使用出来るみたいですね。

使ってみた感想ですが、アンモニア系の匂いがします。
クリーム状になっているので、作業はし易いですね。
アルミの仕上げににはうってつけの様です。

ある程度磨いた状態がこちら。
スプロケ仕上げ後

クラッチカバー仕上げ後

そんなにシツコク磨いた訳ではないのですが、
結構、良い感じに仕上がりましたね。
近くでみると完全鏡面には至っていませんが、準鏡面までは出来ていると思います。
オフセットサイザルで磨いた時にエンブレムの文字を消してしまったので、
エンブレムは新品に付け替えました。
SUZUKI 純正部品 品番[68235-49200] エンフ″レム ¥1,207-です。
左右、二つ購入しました。
エンブレムはどうやって付いているのか、不思議だったのですが、
両面テープでした。新品買うと最初から両面テープが付いています。

作業は非常に時間も掛かり大変でしたが(正直、洗車も含め2日掛かりました。)、
結果には大満足ですね。汚かったスプロケカバーが嘘の様な仕上がりです。
ここがキレイになるとバイクもイキイキして見えます。

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