キャブレターオーバーホール その1

今回は最近忙しく、中々纏まった時間が取れずに着手出来てなかった、
キャブのオーバーホールです。

何とかエンジン始動時の2番のカブリを解消したいと思います。
前もって、ネットでの情報収集とキャブのOリングをいつものWebikeで注文しておきました。
今回の交換予定パーツ(Oリング)は

13374-4408(13374-35C00-000  Oリンク″ニ-ト″ルハ″ルフ″シ-ト) Oリンク″″× 4 個
13374-46710 Oリンク″× 4 個
13258-44B00ガスケツトフロ-トチヤンハ″× 4 個
13278-47090 Oリンク″× 4 個
13509-17C00 Oリンク″× 4 個
13295-29900 Oリンク″× 4 個

以上です。
ダイヤフラムやフロートは、分解した上でモノを確認して注文しようかと。
フロートやダイヤフラムはどうやら、あまり劣化していない場合が多い様です。
品番は13278-47090です。

キャブ取外し

車体から、キャブを取外しました。
キャブの取外しについては、色々な方がブログに書かれているので割愛しますが、
私の場合、結構簡単に外す事ができました。
※キャブ下のドレンからガソリンを抜くのを忘れずに。

今回のオーバーホールで一番やりたかったのは、
400カタナユーザーの間で噂になっているジェットブロックに付いているOリングの交換です。
このパーツ、パーツリストに載っていないのですが、
劣化すると、始動や燃費で結構な影響があるようです。

キャブ分解

どんどんキャブを分解して行きます。

ジェットブロックOリング

で、これが噂のジェットブロックのOリングです。
左が今まで付いていたヤツ。見事に劣化していますボロボロです。
4つとも同じ様な状態でした。
キャブ内のOリングで一番劣化が激しかったですね。
とりあえず、ゴムや樹脂パーツを全部外して、ジェット類を外し、
エンジンコンディショナーとキャブレタークリーナーを使って清掃です。
エンジンコンディショナーには暫く漬け込み。
エンジンコンディショナーは泡状になっているので、
暫く漬け込むにはもってこいです。
そして、エンジンコンディショナーを洗い流す様に、
キャブレタークリーナーで清掃です。
正直、思った程キャブ内は汚れてませんでしたね。
まぁ、2番がたまにカブる以外はほぼ、この季節でも1~2発始動でしたから、
多分、原因はOリング関連でしょう。

キャブ清掃終了

とりあえず、清掃完了です。
これから組立です。

キャブ組立

こんな感じに、古いOリングを交換しながら、組み立てて行きます。
ちなみにパイロットスクリューは標準の1と3/4回転戻しでセットしました。

やはり、ダイヤフラムはほとんど劣化は見られなかったですね。
亀裂や硬化、破れ等は見られません。
フロートも変色しているものの、問題なさそうです。
フロートはOリングのみ交換します。

組立自体は特に難しい事はないですが、
各キャブの連結には若干のコツが要ります。
連動部分のスプリングハメるのに少し手こずるかも知れません。

組立が完了し、車体へ取付。
皆さん、ここで結構苦労されている様です。
事前の情報収集から、エンジン側取付け部分(マニホールド)と、
エアクリーナ側の取付部分をグリスアップしておきました。

グリスアップ

エンジン側への取付は問題なく、スムースに取付できたのですが、
エアクリボックス側で苦労しました。
一気に4発を同時に挿さないといけないのですが、
配線の取り回し等が邪魔をして、苦労しました。
が、なんとか無事に取付完了です。

キャブ組み付け

で、ガソリンを入れて見たところ、
なんと、ガソリンだだ漏れです。

組み付けの時に気にはなっていたのですが、
ガソリンタンクからフューエルホースについているニップル部のシールが劣化していました。
案の定、ここからだだ漏れです。
(※下の写真の赤マル箇所)

ガソリン漏れ箇所

と言う訳で一旦、キャブを外してニップル部のシール(品番13673-44B00 シ-ル)を注文しました。
パーツ到着までしばし、お預けです。

キャブのオーバーホールをされる方は、Oリングばかりに目が行きがちですが、
このシールも劣化している場合が多い様なので、このシールも注文する事をお忘れなく。

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