連休は台風接近で台無しですね。
土曜日は天気は晴れの予報だったのですが、
江ノ島界隈では微妙な天気。
連休後半は台風で潰れそうなので、
箱根に出撃するか迷ったのですが、
あんまり走って気持ちの良い天気では無さそうなので、
ETCの設置とUSB電源の確保を行う事にしました。
一応、前からサービスマニュアルには目を通しておいたので、
作業開始。
まずは、タンクのリフトアップから、
GSX-R1000は画像の様にフューエルタンクをリフトアップする事が出来、
エアフィルターやスパークプラグ等にアクセス出来ます。
カタナから比べると、各段にメンテナンス性が高いですね。
さすがはSSです。
早速、先日購入したタンクステーを使ってます。
こんな感じでステムホールに差して使います。
このタンクのリフトアップには注意が必要です。
ガソリンを満タンにしていると、リフトアップした際に、
ドレンホースから結構な量のガソリンがこぼれてしまいます。
非常にもったいない。
ガソリン高騰のおり、ましてやハイオク仕様ですからね。
満タン時の作業はやめましょう。
さて、ワイヤリングを確かめます。
どうやら、車体左側のフレームを伝って、メインハーネスがフロントに向かっていますね。
詳しくはカウリングを外さないとダメですね。
今回、初ストリップです。
サービスマニュアルは確認していますが、
初めての作業は慎重に実施します。
カウリングを止めているビスやクリップを無理な力を掛けずに外していきます。
カウリングのビスは4mmHEXです。クリップはプラスティック製なので、
気を付けないと簡単に破損してしまいます。
フルカウルは今回初めてですが、
凄く面倒です。特に取付けには苦労しました。
下部の左右のカウルの合わせ目等はホントに面倒です。
さて、今回の配線もこのメインハーネスに沿わせて配線します。
適当な所を通してしまうと、エンジンの熱で配線が溶けたりするので、
メインハーネスに沿って配線するのがセオリーです。
USBの電源ケーブル2本とETCのインジケーター兼アンテナをフレームを潜らせつつ、
配線します。
USBの電源ケーブルはカタナで使用していた
ニューイングのMCシグナルUSBステーション×2を使用します。
長さを調整しつつ、配線していきます。
配線自体はカウルの中に隠れてしまうので、
フルカウルバイクはこう言った所は良いですね。
(メーター上部に出ているのが、ETCのアンテナ兼インジケーター。
影になって判りづらいですが、赤矢印の先にUSBのコネクターがあります。)
USBのコネクターは特に固定はせず、ブラケットに引っ掛けておきます。
この方が、抜き差しし易いでしょう。
ETCのアンテナはメーターブラケットとスクリーン間に潜り込ませました。
取りあえず、フロント部の取り回しは完了。
肝心のACC電源をどこから拝借するかを検討。
基本的にはFIシステム周りから拝借すると、
何かあると不味いので、この辺りは避けます。
ECU等のコンピューターに影響があると大変ですからね。
と言う訳で、リアのウィンカーやテールランプ辺りがねらい目。
リア周りのカウルを外して、ワイヤリングを確認していたところ、
右のウィンカーとテールランプ周りのハーネスコネクター付近に、
テーピングの箇所を発見。
オリジナルのハーネスにテーピングはあまり無いので、
ピンときました。テープを剥いでみます。
ビンゴです!
前のユーザーがACC電源を取出していたした形跡がありました。
(赤マルの部分、茶色のケーブルと黒の白ラインケーブルの被覆の一部が剥されてます。)
サービスマニュアルで何の配線か調べます。
どうやらリアコンビネーションライトの配線ですね。
確かにACC電源を拝借するには良さそうな箇所です。
私もここからACC電源を拝借する事にします。
ブラケットで分岐させるやり方は好きではないので、
しっかりと、半田付けしてバイパスさせます。
(バイパス線を半田付けしたら、熱収縮チューブで絶縁対策をします。
テーピングで済ますよりこちらの方が仕上がりがキレイですし、スマートです。)
ETCとUSB×2の電源を確保するので、
今回もエーモンのリレーを使いバッ直(バッテリー直)配線で電源を確保します。
あまり、電圧を食わないものであれば良いのですが、
電圧を食うものを既存のワイヤリングに割り込ませると、
電圧が足りなくなって、動作しなくなる場合があります。
なので、面倒でもリレーを使ってバッ直配線を行うのがセオリーです。
ちなみにバッ直配線をする際は途中にフューズを噛ませるのが鉄則。
簡単に解説すると、
今回はリアのコンビネーションランプから配線をバイパスさせています。
キーを回し、ACC電源がONになるとコンビネーションランプに通電されます。
ここからバイパスしているので、ここに通電されるとリレーが閉じて、
バッテリーからリレーに接続した電装品に電流が流れてONになると言う、
仕組みです。
リレー周りの配線が済んだので、テストでキーをONにして電流を流します。
※ちなみに電装品関連を弄る場合は必ず、バッテリーのマイナス配線は外して作業しましょう。
どこかでショートすると火花が飛びますし最悪、電装品が壊れます。
(一発でOKでしたね。しっかりと通電が確認できました。
ETCのインジケーターが黄色く点灯しています。これが通電のサインです。)
(USBケーブルもiPhoneを繋ぎ通電の確認です。
これはiPhone4Sもう一方のUSBにはiPhone5を繋いでいます。どちらも充電状態になりました。)
これで、テストはOKなのであまったリード線等の処理を行い仕上げます。
最後に走行に支障が無い様にリレーを収納して作業完了です。
(ETC本体の設置場所はタンデムシート下のここに設置、配線自体の長さは今回ギリギリでした。)
あとは、motoGPSレーダーとiPhoneをマウントに設置して電源を接続すればOKです。
まだ、マウント付けてません。
取りあえず、今までカタナで利用していたデバイスを利用する為の準備はOKかな。
後はマウントを取り付けるだけです。
ETCはこれで使用出来ますが、カタナからGSX-R1000へ載せ換えているので、
再セットUPをしなければなりません。
これは個人では出来ないので、カタナにETCを取付けしてもらったナップスへ行って、
再セットアップして貰います。
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