購入以来、いじった事のなかったサスのセッティングの着手。
SSなのでサスは完全に調整が可能なのですが、
その分難しいのでやっかいですよね。
現状は座った状態で殆ど車体が沈む事はありません。(体重80Kg)
体重はスズキのセッティングの標準体重です。(標準が重いのでは?)
そもそも中古で購入している為、どんな感じで弄られてるかも不明です。
まずは、標準値に戻してからセッティングと言う事でしょうね。
まず標準値ですが、以下の様です。
SUZUKI GSX R-1000 K5(K6)サスペンション標準設定
■FIN フロントイニシャル(回転) 最大から7回転戻し
■FT フロントテンション(ノッチ) 最大から9回転戻し
(黄色いマルの中心がテンションで外側がイニシャルです)
■FC フロントコンプレッション(ノッチ) 最大から14回転戻し
■RIN リアイニシャル(mm) 177.6
■RC リアコンプレッション(ノッチ) 最大から14回転戻し
(赤マルがコンプレッションでスプリング上部のリングでイニシャル調整)
■RT リアテンション(ノッチ) 最大から12回転戻し
(非常にわかりづらい場所にありますが、リアサススプリング下部のブラケットにあります)
■タイヤ空気圧(前/後) 2.5/2.9
これが標準値なので、リアイニシャル以外は現在のセットを確認する為に回転やノッチを数えながら、
最大値まで締め込みます。
結果、イニシャル以外はほぼ標準でした。
イニシャルに関しては標準を参考にするより、自分で跨って沈み込みを見ながら調整するのが良いと思います。
現状、結構イニシャルは締めてある様で(特にリア)、跨っても殆ど沈み込みを感じません。
別にガンガンに毎回コーナーを攻めて乗っている訳ですは無いので、
今回はイニシャル以外は標準でセットしてイニシャルのみを調整する事としました。
(※リアにイニシャルについては専用工具が無いと調整出来ません。)
リアイニシャルに関しては結構戻してやっと乗車時に沈む感じが出てきました。
フロントは標準から更に1回転緩めてみました。
タイヤの空気圧に関しても普段、1割減くらいで乗っているのですが、
今回は標準値に合わせました。
試乗した感覚では、特にリアのイニシャルを弱めた事で、
ケツ上がりの感じが緩和されているます。
前は非常にケツ上がり感が強く乗っている内にどんどんシートの前に行ってしまう感じでしたが、
ある程度ニーグリップしていれば、リアに荷重する感じが出せる様になりました。
走行中のギャップに関してもポンポン跳ねるかんじでは無く、
若干、拾ってくれる感じが体感できました。
常に峠を攻めている訳ではないので、
取りあえずこの状態で様子を見てみようと思います。
普段のツーリング時なんかは、この程度が良さそうな感じがします。
また、SSなので仕方無いですが、ツーリングの度にお尻が痛くなるので、
今回、シートリメイクに挑戦しようと思っています。
複数の業者さんに聞いた所、SSだとゲルザブを敷いただけでは、
フニャっとしてスポーツ走行時に不満が出るとの事。
ゲルと低反発スポンジの組み合わせが良いとの事です。
複数の業者が同じ回答をしているので、そうなんでしょう。
ついでにシート表皮をすべりづらいディンプルのものに張替ようと思います。
シートはすでに業者に送ったので、完成したらレビューします。
※シートを業者に出している間乗れないと困るので、メインシートはヤフオクで落札しておきました。
本当はUSスズキで出しているシートが欲しいのですが、
K5用はもう手に入らないみたいですね…
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